今回の企画にあたって

江副行昭先生のガラス創作50周年を心からお慶び申し上げます。

確か7年前、1999年の春佐賀玉屋の画廊でガラス展が開催されました。
ガラスの花器や茶器、酒器など初めて見るものばかりで、その中に熔壌ガラスの作品の数々が燦然と輝いていたのには驚きと感動でした。今でも脳裡に焼きついています。ガラス作家としては世界的に著明なあの江副先生は佐賀出身と伺い、同じ佐賀んもん、ということもあり特に親近感を感じ、厚かましくも失礼し、無礼とおもいつつ、50年間陽の目をみなかった若き時代の作品を蔵探しまでさせていただき、この度のアンティークコレクション展を開くことに相成りました。先づインターネット上でご披露申し上げ、常設コーナーも近々オープンの予定です。尚、私の専業はカメラとインターネット関係でございます。

現在、作品の内容は小物が多く、約300点収集しました。不慣なこと故、皆様方のご支援、ご教示の程よろしくお願い申し上げます。


 

私のガラス歴は、新しい日本のグッドデザイン賞の受賞を契機に制作の場を求め研鑽を重ね、日本初のガラス工房を埼玉県川口市に開設、続いて池袋コミュニティカレッジガラス工芸教室を創設。25年間に(受講生約3,000名)相当数のガラス作家を輩出。
また、銀彩変、銀龍彩、熔壌ガラスの手法などを次々と開発。信州博のガラスパビリオン、長野冬季オリンピックのドローポット、モニュメントの制作をした。
現在、南信州アートヴィレッジスタジオを拠点に新熔壌の試作の真っ最中。

                                            江副 行昭
主な作品(1958〜1982 この期間に作られたもの)
●酒器: ぐい呑、盃、タンブラー、オールドファッショングラス、ワイングラス、リキュールグラス、ゴブレットグラス、デキャンタ、徳利、アイスペール、ビアマッグ、ジョッキー
●茶器: 茶入、棗、茶碗、水指、振出、茶巾筒、蓋置、菓子鉢、銘々皿
●花器: 花入 大・中・小、一輪挿し、水盤
●雑器: 文鎮、箸置、オブジェ(小物) 他